東京都は、平成22年度における大規模事業所の温室効果ガス削減実績及び削減計画を公表した。これは、平成22年度から環境確保条例に基づき開始した、大規模事業所に対する温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度において、平成23年度に提出された計画書(平成22年度実績)を暫定集計し、初年度(平成22年度)の削減実績及び削減計画をまとめたもの。今回、大規模事業所の平成22年度総排出量は、基準排出量比で約13%削減となった。削減義務率との関係では、削減義務率以上の削減が進んでいる事業所が64%、このうち、第二計画期間の削減義務率の見通しである17%以上に削減している事業所は26%であった。また、削減計画に記載されている平成23年度から平成26年度までの4年間の追加削減計画は、約30万トン-CO2であり、それら削減計画がすべて実施されると想定すると、削減義務率以上に削減が進む見込みの事業所が64%から71%まで増加する。さらに、東日本震災後、各事業所で大幅な節電対策が取り組まれていることから、平成23年度以降の排出量も大幅に削減が進むと考えられるという。
情報源 |
東京都 報道発表資料
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機関 | 東京都 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 地球温暖化 | 東京都 | 温室効果ガス | 計画 | 排出量取引 | 排出量 | 環境確保条例 | 大規模事業所 | 削減義務率 |
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