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 JX日鉱日石エネルギー(株)、岐阜県の古民家に小水力発電等を組み合わせた地産地消型エネルギー供給システムを設置

発表日:2011.02.22


  JX日鉱日石エネルギー(株)は、同社が設計した、小水力発電等を組み合わせた地産地消型エネルギー供給システムが、岐阜県「次世代エネルギーインフラ構想」の「中山間地モデル」として2011年3月6日にオープンする古民家に採用されたと発表した。岐阜県は、複数のエネルギー資源や新たなエネルギー技術のベストミックスによる「次世代エネルギーインフラ構想」を推進しており、4例目となる「中山間地モデル」の古民家では、薪ストーブも利用した自給自足型のエネルギー供給システムの構築を目指している。今回、同古民家に採用されたシステムは、太陽光発電、リチウムイオン蓄電池、および中山間地という立地条件を活かした小水力発電を直流で接続し、家庭内に直流でも給電することが可能な、次世代のマルチエネルギーシステムとなっている。これにより、家庭内の負荷に応じて各機器の発電や充放電を制御できるとともに、燃料電池も含めて家庭で必要な電力や給湯を賄うことができる。さらに、電力や給湯の使用状況がモニター画面に表示されるHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の設置により、エネルギーの見える化も図っている。また、系統電源の停電時においても、電気とお湯を供給できることも大きな特長という。

情報源 JX日鉱日石エネルギー(株) ニュースリリース
岐阜県 次世代エネルギーインフラのすすめ
機関 JX日鉱日石エネルギー(株)(現:JXTGエネルギー(株))
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | HEMS | リチウムイオン電池 | 蓄電池 | 直流 | 交流 | 水力発電 | 岐阜県 | JX日鉱日石エネルギー | マルチエネルギー
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