環境省は、平成23年度環境技術実証事業 湖沼等水質浄化技術分野における実証運営機関の応募受付を開始した(募集期間:平成23年3月8日(火)~3月22日(火)17時必着)。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証して情報公開することにより、技術の普及を目指すもの。実証運営機関は、環境省の請負により、有識者による分野別ワーキンググループの設置・運営、実証試験要領の策定、実証機関の公募・選定、実証対象技術の承認、実証試験にかかる手数料の設定と徴収、実証機関への実証試験の委託、実証試験結果報告書の確認等の業務を行う。今回対象となる技術は、閉鎖性水域において、汚濁物質(有機物、栄養塩類)や藻類の除去、透明度の向上、底泥からの溶出抑制等を達成する技術で、現場で直接適用可能なもの。ただし、大規模な土木工事を要する技術(底泥浚渫、浄化用水導入等)は対象としない。