環境省は、「風力発電施設の審査に関する技術的ガイドライン」を策定した。同ガイドラインは、風力発電施設による自然景観への影響を小さくするために行われる、自然公園法に基づく実際の景観影響審査の流れをとりまとめたもの。自然公園法では、風致景観に関する事項として、「展望する場合の著しい妨げ」「眺望の対象に著しい支障」について規定しており、同法に基づく「自然公園法の行為の許可基準の細部解釈及び運用方法」の通知では、「主要な展望地から展望する場合の著しい妨げにならない」こと、及び「山稜線を分断する等眺望の対象に著しい支障を及ぼすものでない」ことを求めている。今回、平成22年6月に閣議決定された「規制・制度改革に係る対処方針」を受け、同通知を補足する具体的な考え方が、「事業地の選定」「概略事業計画の立案」「詳細事業計画の立案」の3段階に分けて解説されている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | 地球温暖化 | 環境省 | ガイドライン | 自然公園法 | 眺望 | 展望 | 事業計画 |
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