環境省は、風力発電導入促進のための風況マップ(東北地方)を公開した。平成23年3月11日に発生した東日本大震災を受け、我が国では地球温暖化対策・エネルギー政策の両面から、再生可能エネルギーの導入を一層加速することが求められている。同省では、風力発電の導入ポテンシャルが大きな東北地方における風力発電の導入を促進するため、東北電力供給管内7県(青森・秋田・岩手・山形・宮城・福島・新潟)について、過去20年間(1991年~2010年)の詳細な時間解像度(1時間)及び空間解像度(500m)による風況データを作成し、2MW級の風車の標準的なハブ高さである地上高80mにおける年平均風速を算出して、それに基づいて風況変動(標準偏差)の解析を行った。今回、このデータベースを地図情報と関連付けた「風況マップ(東北地方)」を公開した。同マップにより、風力発電事業者や金融機関等が風況データを確認することができ、事業性評価に活用することが可能となる。なお、風況マップのデータは観測に基づいたものではなく、シミュレーションによって算出されたものであり、計算誤差を含んでいるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 再生可能エネルギー | 地球温暖化 | 環境省 | マップ | エネルギー政策 | 東日本大震災 | 東北地方 | 風況 | 事業性評価 |
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