環境省は、第二次循環型社会形成推進基本計画(循環基本計画)の進捗状況の第3回点検結果について公表した。循環型社会形成推進基本法では、循環型社会の形成に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、平成15年に「第一次循環基本計画」、平成20年に「第二次循環基本計画」が閣議決定された。今回、平成22年度は第二次循環基本計画の制定から3年目であり、計画期間の目安である5年間の中間年度に当たることから、第二次循環基本計画の中間評価的位置づけで点検を行った。その結果、1)3Rの取組の浸透や国民の意識の向上等により、目標を設定する物質フロー指標及び取組指標のうち、いくつかの指標については平成20年度時点で目標を達成していること、2)一方、世界金融危機が影響している可能性も高く、循環型社会の構築に向けた国民の行動などライフスタイルの変革についても取組率が低いものがある等の課題があること、3)数値目標の安定的な達成、維持を含め、循環型社会の構築に向けて引き続き取り組むとともに、長期的な視野に立って循環型社会の姿、必要な施策の検討を進めることが重要であること、などが指摘されたという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 3R | 循環型社会 | 物質フロー | 環境省 | 地方公共団体 | 中央環境審議会 | ライフスタイル | NPO | 基本計画 | 地域循環圏 |
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