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 環境省、福島県内の仮置き場における災害廃棄物の放射線モニタリング調査結果を公表

発表日:2011.05.17


  環境省は、福島県内の仮置き場における災害廃棄物の放射線モニタリング調査の結果を公表した。この調査は、福島県および関係市町村の協力の下、福島県内の浜通り及び中通り(避難区域・計画的避難区域を除く)の仮置き場に集積されている災害廃棄物の周辺の空間線量率等を把握するため実施するもの。今回、(財)日本分析センター等の協力を受け、平成23年5月9日~12日、114箇所の仮置き場において、災害廃棄物の種類、物量、保管状況等の記録、災害廃棄物の周辺(災害廃棄物から約1mの地点)の空間線量率の測定を行った。その結果、すべての仮置き場で、災害廃棄物周辺の空間線量率は、バックグラウンド地点(災害廃棄物から離れた地点)と同程度で、最大でも4.04µSV/hであった。また、最大値を示した仮置き場でも、敷地境界ではさらに低い値であった。このことから、災害廃棄物の集積による周辺の空間線量率への特段の影響や、それによる周辺住民の健康への影響は無いと考えられるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
健康・化学物質
大気環境
キーワード モニタリング | 環境省 | 福島県 | 放射性物質 | 放射線 | 空間線量率 | 災害廃棄物 | 仮置き場 | 日本分析センター
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