環境省、外務省等による関係省庁連絡会議は、「国連持続可能な開発のための教育の10年」実施計画(ESD実施計画)を改訂した。同計画は、2002年12月の国連総会で、2005年から2014年までの10年間を「国連持続可能な開発のための教育の10年」とすることが決まったことを受け、わが国における計画として2006年3月に策定されたもの。今回、国内外でESDの重要性が一層高まっていることを踏まえ、以下の点を改訂した。1)前半5年の取組を追記、2)ESDの普及促進をさらに加速させ、ESDの「見える化」「つながる化」を推進、3)新しい学習指導要領に基づいた実践、ユネスコスクールの活用など、学校教育を活用してESDを推進、4)新しい公共の概念との関係を明記、5)2014年の最終年の先も見据えたESDの更なる促進を図る。なお、2011年3月11日に発生した東日本大震災の経験を基にした教訓や復興についての考え方をESDの推進にどう生かしていくかについて、被災地の安定等を待って改めて議論し、それを踏まえて再度実施計画を改訂するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
外務省 プレスリリース |
---|---|
機関 | 環境省 外務省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 環境省 | 国連 | 学校 | 持続可能 | 環境教育 | 見える化 | ESD | 改訂 | 公共 | 実施計画 |
関連ニュース |
|