日本板硝子(株)は、同社の商品「真空ガラス スペーシア」が、第2回ものづくり日本大賞(経済産業大臣賞)を受賞したと発表した。この商品は、真空のもつ優れた断熱特性を住宅用窓ガラスに応用した世界初の工業製品であり、住宅分野での省エネルギー対策に有効な断熱ガラスとして、1997年10月の発売以来、建築業界を中心に広く認知されている。2枚の板ガラスの間に0.2mmの真空層を保持させた画期的な構造を持ち、様々な要素技術の結集で開発されており、ガラス製法に関する日本の競争優位を高めた点が評価されたという。