JX日鉱日石金属(株)は、使用済みリチウムイオン電池等からレアメタルリサイクルに向けた実証化試験を継続実施すると発表した。同社では、福井県敦賀市の敦賀工場において、2010年4月より経済産業省の委託事業である「使用済みリチウムイオン電池等からコバルト、ニッケル、マンガンおよびリチウム(以下「当該レアメタル」)を回収する実証化試験」を実施し終了。この試験により、当該レアメタル回収に関する同社の独自技術の有効性を確認するとともに、今後、当該レアメタルのリサイクルを事業化するためには、回収した当該レアメタルの品質改善、使用済みリチウムイオン電池等の原材料への対応、並びにリサイクルコストの経済性の追求が必要と判断した。そのため、これまで実証化試験を進めてきた敦賀工場に一部設備を追加し、2012年10月の事業化を目標に、さらなる実証化試験と事業化に向けた検討を行うこととした。
情報源 |
JX日鉱日石金属(株) ニュースリリース
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機関 | JX日鉱日石金属(株)(現:JX金属(株)) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | リチウムイオン電池 | リサイクル | 実証 | レアメタル | コバルト | ニッケル | マンガン | リチウム | JX日鉱日石金属 |
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