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 京都府立大学と京都府、森林バイオマスエネルギーの活用を想定した電気自動車の走行実験を開始

発表日:2011.08.05


  京都府立大学と京都府は、宮津市上世屋地区において、森林バイオマスエネルギーの活用を想定した電気自動車の走行実験を開始すると発表した。森林バイオマスは、樹木や草木などからつくった燃料のことで、燃焼によって排出されるCO2は、生育過程で大気中から吸収したものであることから「カーボンニュートラル」と呼ばれ、温暖化対策のひとつとしてその活用が期待されている。今回、「府大ACTR」(京都府立大学地域貢献型特別研究)の一環で、再生可能エネルギーによるエネルギー循環型地域づくりを進めるため、地域の森林バイオマスを、電気自動車のエネルギーとして活用する可能性を実証的に調査・研究する。具体的には、1)地域住民の生活用務などに電気自動車を利用した際の走行データの記録、2)走行に要した電気使用量の把握と、当該地域における森林バイオマスの賦存量の調査、3)宮津市などとの連携による、持続可能な森林バイオマスの供給方法、電気エネルギーへの転換システム、交通不便地域への電気自動車の普及方法などについての調査研究、を行う。実験期間は、平成23年8月10日(水)から11月9日(水)までの3ヶ月間。

情報源 京都府 報道発表資料
機関 京都府 京都府立大学
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | CO2 | 電気自動車 | 地球温暖化 | 地域づくり | 京都府 | カーボンニュートラル | 宮津市 | 京都府立大学 | 森林バイオマス
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