京都府は、平成22年度の環境常時監視測定結果等を公表した。測定結果の概要は以下のとおり。1)大気汚染測定では、二酸化窒素、浮遊粒子状物質(SPM)、二酸化硫黄、一酸化炭素については、全局で長期的評価による環境基準を達成した。また、微小粒子状物質(PM2.5)については、平成21年度に環境基準が設定されたが、2局とも環境基準を不達成で、今年度測定体制を22局(京都市6局)に拡大し、原因分析等を実施した。2)水質測定では、健康項目については全地点で環境基準を達成し、生活環境項目のBOD及びCODの環境基準の達成状況は、河川は全水域で、海域は若狭湾、山陰海岸で、環境基準を達成した。また、地下水については、124地点中26地点で環境基準を達成しなかった。3)ダイオキシン類測定では、大気、水質・底質、地下水、及び土壌について、すべての地点で環境基準を達成した。4)自動車騒音測定では、環境基準の達成率は、昼間97%、夜間95%であった。5)公害苦情は、1,776件で、前年度に比べ155件減少した。
情報源 |
京都府 報道発表資料
京都市 広報資料(PDF) |
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機関 | 京都府 京都市 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | ダイオキシン | BOD | 大気汚染 | SPM | 水質 | 土壌 | COD | 京都府 | PM2.5 | 京都市 |
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