福島県は、平成22年度の環境等測定調査結果を公表した。調査結果の概要は以下のとおり。1)大気汚染常時監視測定では、一般環境大気測定局40局、自動車排出ガス測定局3局で測定し、二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質(SPM)は、すべての測定局で長期的評価による環境基準を達成した。一方、光化学オキシダント濃度は、全地点で環境基準を超過した。2)有害大気汚染物質モニタリングでは、計9地点で測定を実施し、環境基準がある4物質については、すべての測定地点で環境基準を達成した。しかし、指針値が定められている8物質では、ヒ素及びその化合物が指針値を超過した地点があった。3)酸性雨モニタリング調査では、調査を行った4地点でのpHの年間平均値は4.90~5.12で、長期的には横ばい傾向にある。4)水質測定では、80河川、18湖沼及び13海域の196地点で測定し、健康項目については全地点で環境基準を達成したが、生活環境項目のBOD又はCODの環境基準の達成率は河川100%、湖沼73.3%、海域100%であった。また、地下水については、308地点中62地点で環境基準を超過した。5)ダイオキシン類調査では、大気、水質、地下水及び土壌等のすべての調査地点164地点で環境基準を達成した。6)自動車騒音調査では、環境基準の達成率は、昼間及び夜間とも達成したのは93.3%であった。
情報源 |
福島県 環境等測定調査結果(平成24年度以前の調査)
福島県 水・大気環境課 |
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機関 | 福島県 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 酸性雨 | BOD | SPM | 水質 | 土壌 | COD | 環境基準 | 光化学オキシダント | 福島県 |
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