山形県は、平成22年の大気環境・水環境及びダイオキシン類測定結果を公表した。測定結果の概要は以下のとおり。1)大気環境測定では、一般局15局、自動車排出ガス測定局1局で測定し、二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質(SPM)及び有害大気汚染物質の各項目は、すべて環境基準を達成した。一方、光化学オキシダント濃度は、全地点で環境基準を超過した。2)酸性雨測定では、山形市と酒田市の2地点で測定し、それぞれpH4.86、pH4.74であった。3)自動車騒音測定では、国道・県道沿線の住居等10,548戸を対象に測定し、昼夜とも環境基準を達成していたのは99.1%であった。4)水質測定では、河川、湖沼及び海域の109地点で測定し、健康項目については全地点で環境基準を達成したが、生活環境項目のBOD又はCODは、天王川及び村山野川で環境基準を超過した。また、地下水については、149地点中46地点で環境基準を超過した。5)環境中のダイオキシン類測定では、大気、水質及び土壌等を61地点で測定し、すべての地点で環境基準を達成した。
情報源 |
山形県 平成22年度山形県の大気環境等の状況(概要)(PDF)
山形県 山形県の大気環境等の状況 |
---|---|
機関 | 山形県 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 酸性雨 | BOD | SPM | 水質 | 土壌 | COD | 環境基準 | 光化学オキシダント | 山形県 |
関連ニュース |