香川県は、平成22年度末の汚水処理人口普及率を公表した。汚水処理人口普及状況の指標は、公共下水道、農業・漁業集落排水施設、合併処理浄化槽、及びコミュニティ・プラントの生活排水処理施設の普及状況を、人口で表した指標を用いて統一的に表現したもの。平成22年度末の香川県の汚水処理人口普及率は68.1%(68.7万人)となり、平成21年度末の66.2%と比較して1.9ポイント高くなった。処理人口を各処理施設別にみると、下水道によるものが41.7万人、農業・漁業集落排水施設等によるものが1.9万人、合併処理浄化槽によるものが25.0万人、コミュニティ・プラントによるものが400人であった。同県では、公共用水域の水質保全を図るため、平成27年度を目標年度とする香川県全県域生活排水処理構想を策定し、下水道、農業集落排水施設等の整備を促進している。今後も、県民に向けて、下水道への接続や汲み取り便所・単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換を働きかけていくという。
情報源 |
香川県 報道発表資料
香川県 報道発表資料(PDF) |
---|---|
機関 | 香川県 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 下水道 | 汚水処理 | 公共用水域 | 浄化槽 | 水質保全 | 農業集落排水 | コミュニティ・プラント | 香川県 | 漁業集落排水 |
関連ニュース |