三菱重工パーキング(株)(三菱重工業(株)が100%出資)は、次世代タイプの環境配慮型エレベーター式立体駐車場を開発し、2011年10月1日より販売を開始すると発表した。この立体駐車場は、マンションやテナントビルなどに広く採用されているリフトパークの進化版であり、入庫時に計測する車両重量に合わせて昇降速度と加速度を自動可変する新開発の制御システムを標準装備、昇降速度の最適化をはかって、従来機に比べ最大で30%の待ち時間短縮を実現した。また、これまで廃棄されることが多かった、エレベーター下降時に発生する電気エネルギーを他の設備の電源として再利用する回生システムや、待機中の使用電力を約30%削減するシステムを標準装備した。さらに、蓄放電装置(電気二重層キャパシタ)を導入することで、運転電力を従来比約30%削減することができるほか、太陽電池の設置により駐車中の電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)への充電を実施して、環境負荷低減にも貢献するという。同社は、今後も人と環境に優しい立体駐車場をテーマに各種製品の開発を推進し、都市インフラ設備メーカーとして、CO2削減効果が期待されるEVやPHVの本格普及に対応していくという。
情報源 |
三菱重工業(株) ニュース
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機関 | 三菱重工業(株) 三菱重工パーキング(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 電気自動車 | 太陽電池 | 三菱重工業 | 充電 | 環境配慮型 | 電力 | 再利用 | 立体駐車場 | 三菱重工パーキング | 蓄放電装置 |
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