林野庁は、平成23年度「木づかい推進月間」(平成23年10月1日~31日)の概要を発表した。「木づかい推進月間」は、平成17年度から取り組んでいる、国産材利用の意義を広め実需の拡大につなげていくための「木づかい運動」の一環である。今年度は、国産材利用の様々な普及啓発活動を行うとともに、今年の国際森林年と連携した取組を実施する。同庁では、木材は人と環境に優しい資材であり、木を伐って、それを暮らしの中で使うことで、「植える」「育てる(間伐)」「収穫する」「上手に使う」という森の健康なサイクルを作り出すとしている。また、間伐が行き届き、根をしっかり張った元気な森は、CO2を多く吸収し、地球温暖化の防止に貢献するほか、林内が明るくなることで下層の植物が発達し、地中に美味しい水を蓄えたり、多様な生物を育んだり、土砂災害を防ぐなど、人間生活にさまざまな恩恵を与えてくれるものとしている。
情報源 |
林野庁 報道発表資料
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機関 | 林野庁 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | CO2 | 地球温暖化 | 林野庁 | 地球環境 | 森林管理 | 林業 | 木材 | 国産材 | 国際森林年 | 木づかい |
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