JX日鉱日石エネルギー(株)は、日産自動車(株)の協力のもと、「家とクルマの新しいエネルギー提案」に向けた共同実証試験を実施すると発表した。同実証実験は、1)同社が開発した、世界最高の発電効率(2011年10月3日現在、同社調べ)を有するSOFC型家庭用燃料電池「エネファーム」、2)日産自動車が開発した、電力を住宅へ供給可能なV2H対応の電気自動車(EV)、3)EV急速充電器を設置したENEOSサービスステーション「EV急速充電ステーション」、を組み合わせることで、家とクルマのエネルギーの低炭素化を目指すもの。同社が住宅向けエネルギー機器等の実証試験を行なっている「ENEOS創エネハウス」(横浜市港北区)で、2012年に開始する予定。具体的には、家庭の消費電力が少ない時間帯には「エネファーム」で発電した電力でEVの充電を行い、家庭での消費電力を「エネファーム」では賄えない時間帯には、EVから家庭へ電力供給を行うことによる「エネファーム」の稼働率向上について検証する。また、ドライブ用の電力不足の回避には「EV急速充電ステーション」を利用し、そこでの電力供給の一部に太陽光発電を用いることによる、家とクルマのエネルギーの更なる低炭素化を実証するという。
情報源 |
JX日鉱日石エネルギー(株) ニュースリリース
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機関 | JX日鉱日石エネルギー(株)(現:JXTGエネルギー(株)) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 燃料電池 | 電気自動車 | 日産自動車 | EV | 低炭素 | 急速充電器 | 実証実験 | サービスステーション | JX日鉱日石エネルギー |
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