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 日産と兼松、米国カリフォルニア州でEVの行動範囲拡大実証を実施

発表日:2015.10.21


  日産自動車(株)と兼松(株)は、米国カリフォルニア州で電気自動車(EV)の行動範囲拡大実証を実施すると発表した。これは、両社が実施した実証前事前調査結果をもとに、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から正式に委託先として選定されたもの。米国カリフォルニア州では、州内で一定台数以上自動車を販売する自動車メーカーに対し、一定比率のEVやプラグインハイブリッド車等の販売を義務付けるZEV規制や、EVに対して優先レーンの通行許可を与える優遇措置など、ZEVの普及に対する積極的な取り組みを行っている。今回の実証事業は、EVの行動範囲を都市間移動に拡大することを目的とするもの。カリフォルニア州北部のサンフランシスコ広域都市圏、州都サクラメント、および近隣観光地をつなぐ幹線道路沿いに急速充電器を効果的に新たに設置するほか、EVユーザーを最適な急速充電器へ誘導する情報サービスシステム等を構築し、EVの行動範囲拡大への有効性を実証するという。

情報源 日産自動車(株) ニュースリリース
兼松(株) ニュースリリース
機関 日産自動車(株) 兼松(株)
分野 地球環境
キーワード 電気自動車 | 日産自動車 | EV | 実証 | 充電インフラ | 急速充電器 | 米国 | カリフォルニア州 | 兼松
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