福井県は、平成21年度(2009年度)の県内の温室効果ガス排出量を公表した。同県は、平成12年3月に「福井県地球温暖化対策地域推進計画」を策定(平成18年3月に改定)し、平成22年度(2010年度)における温室効果ガス排出量を平成2年度(1990年度)に比べて3%削減することを目標に、地球温暖化対策を推進している。平成21年度の福井県内の温室効果ガス排出量は、831万トン(二酸化炭素換算)となり、基準年度である平成2年度(1990年度)から5.9%減少し、前年度(平成20年度)と比較して4.6%減少した。排出量が減少した原因としては、平成20年度後半の金融危機の影響による景気後退に伴う各部門のエネルギー需要の減少が平成21年度も続いたことが挙げられる。また、県民運動「LOVE・アース・ふくい」による省エネ活動の普及、住宅用太陽光発電設備の導入促進など、県独自の施策も家庭や事業所からの排出抑制に寄与しているものと考えられるという。
情報源 |
福井県 報道発表資料
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機関 | 福井県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 省エネルギー | 地球温暖化 | 二酸化炭素 | 温室効果ガス | 排出量 | 福井県 | 県民運動 |
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