JX日鉱日石エネルギー(株)は、子会社のENEOSグローブ(株)及び(株)ジャパンガスエナジーと共同で、家庭のエネルギー最適化を提案する「エネルギー診断サービス」を、2012年6月より開始すると発表した。東日本大震災を機に、「節電」や「停電への備え」といった、エネルギーに対する社会的な要請やニーズが高まっている。同社では、省エネルギー・再生可能エネルギー・自立型エネルギーをキーワードに、家庭用燃料電池「エネファーム」、太陽光発電システムなどをはじめとする新たなエネルギーシステムの普及に取り組んでいる。今回開始するサービスは、エネルギー診断を希望する家庭に、無料で診断を実施するもの。省エネ診断75項目に基づいたヒアリングを実施し、エネルギー機器や家電製品、住宅性能まで診断を実施することで、家庭のエネルギーをトータルな視点で評価し、改善提案を行う。同社では、独自の専門研修を経て育成・認定するエネルギー診断士を、2013年度中に全国に約1,000名配置する予定としている。