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 北九州市、北九州市立大学に環境技術研究所を設置

発表日:2012.02.22


  北九州市は、平成24年3月1日付けで、北九州市立大学に環境技術研究所を設置すると発表した。同大学国際環境工学部は、「21世紀の地球社会の変化と地域社会の要請を踏まえて、国際環境工学に関する新たな学際的学問領域を創造するため」に設置され、以来10年にわたって、環境問題の解決のための先端科学技術の開発に携わってきた。今回、学部開設10周年にあわせ開設される同研究所は、災害対策技術研究センター、産業技術研究センター及び国際連携推進センターで構成される。そのうち、災害対策技術研究センターでは、多くの人々の生命や健康、財産に関わる地震や津波、河川の氾濫、山火事などの災害を、究極の環境問題として位置付け、これまでに集積してきた災害対策技術を生かし、社会に貢献するための研究開発等を担う。なお、同大学国際環境工学部が保有する具体的な災害対策技術として、1)多機能盛土 放射性汚染土壌の密封技術、2)改質フライアッシュコンクリートを利用した被災地のインフラ建設、3)重金属汚染土壌浄化技術、4)LED超高輝度小型軽量水中照明技術、5)ロボット観測システム技術、などがあるという。

情報源 北九州市立大学国際環境工学部 環境技術研究所
北九州市立大学環境技術研究所
機関 北九州市 北九州市立大学 北九州市立大学国際環境工学部
分野 地球環境
健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 環境技術 | 土壌浄化 | 北九州市 | 重金属 | 汚染土壌 | LED照明 | 環境問題 | 放射性物質 | 北九州市立大学
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