国土交通省は、平成23年度(第3回)住宅・建築物省CO2先導事業(被災地向け)の採択プロジェクトを決定した。同事業は、東日本大震災後の我が国の厳しいエネルギー供給の状況下において、地球温暖化対策を後退することなく進めていくため、ゼロ・エネルギー住宅の普及促進など、東日本大震災からの復興における省CO2の実現性に優れた住宅・建築プロジェクトを公募によって募り、予算の範囲内において、整備費等の一部を補助し支援するもの。今回、平成23年11月30日(水)~平成24年1月20日(金)まで民間事業者等からプロジェクトを公募したところ、応募のあった29件の中から、(独)建築研究所の評価結果を踏まえ、21件のプロジェクトの採択を決定した。21件のプロジェクトの建物種別ごとの件数は、建築物(非住宅)2件、戸建住宅部門19件であった。なお、第3回公募は、被災地を対象とし、ゼロ・エネルギー住宅の普及促進など、東日本大震災からの復興における省CO2の実現性に優れた住宅・建築プロジェクトを積極的に募った。