環境省は、平成24年3月12日(月)~13日(火)にタイのバンコクで開催された、「アジア太平洋気候変動適応フォーラム2012」の開催結果を公表した。同フォーラムは、「ADAPTAION in ACTION:開発における適応政策の主流化」のテーマとし、1)適応に関する知見、事例及び経験の紹介、2)参加者間のネットワーキング促進のための「共有空間」の提供、3)国レベルの適応イニシアティブと地域レベルの適応イニシアティブとの連携、を目的に開催されたもの。アジア太平洋地域を中心に約60か国から政策決定者、実務者、研究者、一般市民等合計約800名が出席し、気候変動適応に関するテーマについて活発な議論が行われた。その結果、気候変動適応策の推進のための、様々な分野での統合や協働、それらを実現するための知見共有のネットワーク拡大や、定期的なフォーラム開催の重要性が再確認された。また、適応に関するガバナンスや政策決定を適切かつ迅速に推進していくための能力開発、資金、情報、協働が未だ不十分であること、及びそれらを補填し、発展させるために、先進国からの援助や南南協力の活発化が不可欠だという認識が共有された。
情報源 |
環境省 報道発表資料
アジア太平洋気候変動適応フォーラム2012ホームページ |
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 地球温暖化 | 環境省 | 気候変動 | タイ | IPCC | アジア | 太平洋 | 適応 | アジア太平洋気候変動適応フォーラム |
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