環境省は、平成24年3月12日(月)~17日(土)、フランスのマルセイユで開催された第6回世界水フォーラムで、「WEPA水環境管理アウトルック2012」を公表した。この出版物は、「アジア水環境パートナーシップ(WEPA)」参加各国の水環境とその管理に関する最新の基礎情報や、共通する優先課題「生活排水対策」「気候変動と水環境」に関するWEPAでの討議内容、共有された情報をまとめたもの。同書は、原則として3年に1回、世界水フォーラムの時期に合わせて作成・公表されている。同フォーラムは、世界の重大な水問題について討議するために開催される、水に関する世界最大級の国際会議であり、3年に1度、3月22日の「世界水の日」の時期に合わせて1週間程度開催され、今回で6回目となる。同省では今回、「水と気候変動適応に関する高級円卓会議」に参加するとともに、(財)地球環境戦略研究機関によるサイドイベント「持続可能な未来に向けた水環境パートナーシップ」において「WEPA水環境管理アウトルック2012」を発表した。