環境省は、「気候変動による水質等への影響解明調査(報告)」を公表した。同省では、気候変動が公共用水域の水質及び生態系に与える影響把握や将来の気候変動に伴う水環境の変化の予測、想定される影響に対する適応策の検討に向けた参考資料とすることを目的として、平成21年度より「気候変動による水質等への影響解明調査」を実施してきた。今回、同調査の成果を報告として取りまとめた。主な内容は、1)公共用水域の過去の水温変化、2)湖沼の過去の水温変化及び将来影響予測、3)河川の過去の水温変化及び将来影響予測、4)適応策の検討に向けて。同省では、平成25年度以降は、同調査の結果将来の気候変動影響に対して脆弱性が高いと考えられる湖沼環境に特化した調査検討を進める予定。また、関係省庁や自治体とも連携の上、引き続き全国の水質の常時監視等により水環境の変化を注視するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 水・土壌環境 |
キーワード | 生態系 | 環境省 | 気候変動 | 水質 | 公共用水域 | 水温 | 予測 | 水環境 | 調査 | 適応策 |
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