環境省は、平成23年度水質汚濁物質排出量総合調査の調査結果概要を公表した。この調査は、排水基準の設定及び見直しに役立てるための基礎資料として、水質汚濁防止法の規制対象事業場における水質汚濁物質の排出量等の動向を把握するため、隔年度で実施しているもの。調査対象となる事業場は、水質汚濁防止法に定める特定施設(指定地域特定施設及び湖沼水質保全特別措置法に定めるみなし指定地域特定施設を含む)を設置する工場又は事業場(特定事業場)のうち、一日当たりの平均的な排水量が50m3以上である工場・事業場及び有害物質使用特定事業場で、平成23年度調査の対象事業場数は、総数で34,397件であった。また、全体の平均値では、総排水量が約18,035m3/日、BODが6.67mg/l、CODが11.19 mg/l、SSが6.84mg/l、総窒素が11.26mg/l、総リンが1.62mg/lなどであった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 平成23年度水質汚濁物質排出量総合調査(調査結果概要)(PDF) |
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機関 | 環境省 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 排水基準 | BOD | 環境省 | 工場 | 有害物質 | COD | 水質汚濁防止法 | 特定施設 | 水質汚濁物質 | 事業場 |
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