鳥取県は、レッドデータブックとっとり改訂版(電子版)を公表した。これは、平成22年度に改訂した「鳥取県の絶滅のおそれのある野生動植物のリスト(レッドリスト)」に基づき、種の特徴や写真、解説等を掲載したレッドデータブックを改訂したもの。新たな選定対象として菌類・地衣類・車軸藻類・コケ植物を加えたこと等により、掲載種が626種から788種(新規追加:192種、除外:30種)となった。また、今回新たに「絶滅」と判定した種は、ニホンカモシカ(哺乳類)、コバネアオイトトンボ(昆虫類)、ヤナギスブタ(種子植物)など10種であった。さらに、前回「絶滅」と判定したが、生息が確認された種は、ウラナミジャノメ(昆虫類)、ヤシャゼンマイ(シダ植物)、ベニバナヤマシャクヤク(種子植物)の3種であった。同県では、県立図書館や各市町村図書館等の主要関係機関に冊子を配布するとともに、同県ホームページで電子データを公表するという。
情報源 |
鳥取県 報道提供資料
鳥取県 レッドデータブックとっとり |
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機関 | 鳥取県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | コケ植物 | 絶滅 | レッドリスト | 菌類 | 鳥取県 | 野生動植物 | レッドデータブック | 地衣類 | 車軸藻類 |
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