埼玉県は、「埼玉県レッドデータブック2011植物編」を発行すると発表した。これは、埼玉県内で絶滅のおそれのある野生生物をリストアップし、その現状を解説したもので、植物編は1998年3月に初版を、2005年3月に改定版を発行し、今版は再改訂版となる。掲載種数は、維管束植物764種、蘚苔類114種、藻類31種、地衣類69種、菌類53種の合計1,031種。前回2005年版(1,037種)に比べ大きな変動はないが、絶滅と評価された種、絶滅の危険度が増した種がある一方、生育が確認された絶滅種や新たな生育地の発見等により絶滅の危険度が低下した種があった。同県では、同書が人々のいのちと暮らしを支えるかけがえのない自然環境を次代に引き継ぐ一助となることを期待するという。なお、同県では、同県ホームページで電子データを公開するとともに、県政情報センターで4月20日から販売する。
情報源 |
埼玉県 県政ニュース
埼玉県 埼玉県レッドデータブック2011 植物編 |
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機関 | 埼玉県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 野生生物 | 藻類 | 絶滅 | 植物 | 自然環境 | 生息地 | 菌類 | 埼玉県 | レッドデータブック | 維管束 |
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