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 広島県、「レッドデータブックひろしま2011」を作成

発表日:2013.03.18


  広島県は、「レッドデータブックひろしま2011」を作成したと発表した。レッドデータブックとは、絶滅のおそれのある野生生物をリストアップして、現状をまとめた報告書のこと。同県では、1995年(平成7年)に初版を発行し、2003年(平成15年)に改訂を行っている。今回、最新の情報に基づく選定・評価の見直しが必要となってきたため、平成21年度から平成23年度末までに改訂のための調査・検討を行い、レッドリスト種を選定した。選定種は、県内で多くの生息生育が確認されるようになった種などを対象外とする一方、生息地の改変等により生息状況が悪化した種や、調査により危機的状況が明らかになった種等を追加して、全体で1,000種となった(前回は751種)。また、絶滅種が19種に、絶滅危惧Ⅰ種が229種となった。同県では、県内の各市町、教育機関や主要な図書館等へ無償で頒布するほか、県民・事業者への有償による頒布もあわせて行うという。

情報源 広島県 記者発表資料(PDF)
広島県 絶滅のおそれのある野生生物(「レッドデータブックひろしま2011」)レッドデータブックについて
機関 広島県
分野 自然環境
キーワード 野生生物 | 調査 | 生息地 | 広島県 | レッドリスト | 動植物 | レッドデータブック | 生育
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