石川県は、「いしかわレッドデータブック2020」(動物編・植物編)を発行した。同県では、平成11年度に初版を発行して以来、絶滅のおそれのある野生生物について的確に把握していくため、定期的に見直しを行っており、平成20・21年度に第2版を発行、平成27年度から改訂作業を進めてきた。今回のデータブックは、第2版を基に、専門家の調査を経て、第3版となる「石川県の絶滅のおそれのある野生生物 いしかわレッドデータブック2020」(動物編・植物編)を作成したもの。掲載種は、第2版に比べ195種増の1,194種となり、うち絶滅危惧種(絶滅危惧Ⅰ類及びⅡ類)は98種増の669種、準絶滅危惧種は60種増の376種となった。同県では、この情報が、野生生物の保全をはじめ生物多様性の確保に向けた取り組みを進めるため、各種開発事業の際の環境保全への配慮や、郷土の自然に対する認識を深めるための資料として、広く有効活用されることを期待しているという。
情報源 |
石川県 くらし・教育・環境新着情報
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機関 | 石川県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 野生生物 | 絶滅危惧種 | 環境保全 | 絶滅 | 石川県 | レッドデータブック | 動物編 | 植物編 |
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