愛知県は、平成23年度の大気汚染調査結果を公表した。この調査は、愛知県及び大気汚染防止法に定める4政令市(名古屋市、豊橋市、岡崎市及び豊田市)が、同法第22条第1項の規定に基づき、二酸化硫黄等の大気汚染の常時監視及びベンゼン等の有害大気汚染物質のモニタリングを行っているもので、調査結果の概要は以下のとおりとなった。1)大気汚染常時監視の結果では、二酸化硫黄及び一酸化炭素は平成22年度に引き続き、すべての測定局で環境基準を達成し、二酸化窒素は昭和60年度以来26年ぶりにすべての測定局で環境基準を達成した。しかし、光化学オキシダント及び微小粒子状物質はすべての測定局で環境基準を達成せず、浮遊粒子状物質は約半数の測定局で環境基準を達成しなかった。2)有害大気汚染物質のモニタリングでは、ベンゼン等12物質について、平成22年度に引き続き、すべて環境基準等を達成した。同県では、引き続き常時監視を行い、環境基準の達成状況を把握するとともに、大気汚染防止法等に基づく対策を総合的に推進し、環境基準の達成・維持に努めていくという。
情報源 |
愛知県 記者発表
名古屋市 平成23年度大気汚染常時監視結果 豊橋市 平成23年度大気汚染調査結果について 岡崎市 報道発表資料(PDF) 豊田市 大気環境の状況 大気汚染常時監視調査結果(平成23年度) |
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機関 | 愛知県 名古屋市 豊橋市 岡崎市 豊田市 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | モニタリング | SO2 | 大気汚染 | 浮遊粒子状物質 | 環境基準 | 光化学オキシダント | NO2 | 愛知県 | 大気汚染防止法 | 有害大気汚染物質 |
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