大阪府は、平成23年度における大気汚染の状況を公表した。大阪府及び大阪市などの府内17市では、大気汚染状況を経年的に把握・評価し施策に反映するため、二酸化窒素や浮遊粒子状物質等の大気汚染物質の常時監視を行っている。平成23年度は、住宅地域等に設置されている一般環境大気測定局(一般局)69局、道路沿道に設置されている自動車排出ガス測定局(自排局)36局の計105局で測定を行った。その結果、二酸化窒素、二酸化硫黄及び一酸化炭素については、すべての測定局で環境基準を達成した。また、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質については、基準を達成できない測定局があった。光化学オキシダントは、全局で達成しなかった。同府では、今後も引き続き常時監視を継続するとともに、二酸化窒素及び浮遊粒子状物質の環境基準が維持・達成できるように、流入車規制やエコカーの普及推進等の様々な施策を展開していくという。
情報源 |
大阪府 報道発表資料
大阪市 報道発表資料 |
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機関 | 大阪府 大阪市 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | モニタリング | 大気汚染 | 大阪府 | 自動車排出ガス | 浮遊粒子状物質 | 光化学オキシダント | 微小粒子状物質 | 一般局 | 自排局 |
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