国内ニュース


 JST、戦略的国際科学技術協力推進事業「日本-中国研究交流」における平成24年度新規課題を決定

発表日:2012.07.31


  (独)科学技術振興機構(JST)は、中国国家自然科学基金委員会(NSFC)と共同で、戦略的国際科学技術協力推進事業「日本-中国研究交流」における研究交流課題を決定した。同研究交流は、日本と中国の政府間合意に基づき、戦略的に重要なものとして文部科学省が設定した中国との協力分野「水質汚染対策技術」における研究交流を実施することにより、日本と中国との科学技術分野における協力および日本の科学技術の将来の発展に資することを目的としている。今回、JSTとNSFCは、同分野における課題採択を行い、以下の水質汚染対策技術に関する5件を研究交流課題として決定した。1)協奏機能により色素汚染水を常時清浄化可能な光触媒材料の開発、2)効率的排水管理のための毒性評価と毒性削減手法の開発、3)高性能微生物を導入した無酸素ろ過および膜分離活性汚泥法を用いたコークス化廃水からの難分解性物質と高濃度窒素の除去、4)放射性汚染水処理用高効率多機能吸着剤の開発および適用性評価、5)湖沼の溶存有機物がたどる運命:特に、有機物負荷・汚染について。

情報源 (独)科学技術振興機構(JST) プレスリリース
機関 (独)科学技術振興機構(JST)
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 科学技術振興機構 | 膜分離活性汚泥法 | JST | 中国 | 毒性 | 文部科学省 | 水質汚染 | 放射性物質 | 汚染水 | NSFC
関連ニュース

関連する環境技術