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 JST、戦略的国際科学技術協力推進事業「日本-中国研究交流」における平成23年度新規課題を決定

発表日:2012.02.10


  (独)科学技術振興機構(JST)は、中国科学技術部(MOST)と共同で、戦略的国際科学技術協力推進事業「日本-中国研究交流」における研究交流課題を決定した。戦略的国際科学技術協力推進事業「日本-中国研究交流」は、日本と中国の政府間合意に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した中国との協力分野「気候変動」分野、「地震防災」(平成23年度より)分野における研究交流を実施することにより、日本と中国との科学技術分野における協力および日本の科学技術の将来の発展に資することを目的としている。今回、JSTとMOSTは、両分野における課題採択を行い、「地震防災」に関する2件、「気候変動」に関する4件を研究交流課題として決定した。「気候変動」分野で採択されたのは、1)気候変動に対する海洋生態系応答機構の解明、2)水田から発生する温室効果ガスの削減技術の開発とその削減ポテンシャルの評価、3)SNPマーカー選抜による耐乾性ナタネの作出、4)吸収性エアロゾル(EC)と散乱性エアロゾル(OC、金属成分、イオン成分)の分布と化学成分の変化による影響の解明の4件。研究期間は支援開始から3年間を予定している。

情報源 (独)科学技術振興機構(JST) プレスリリース
機関 (独)科学技術振興機構(JST)
分野 地球環境
健康・化学物質
自然環境
大気環境
キーワード 生態系 | 気候変動 | 温室効果ガス | 科学技術振興機構 | JST | 中国 | エアロゾル | 文部科学省 | 地震 | MOST
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