環境省は、柳山ウインドパーク設置事業に係る環境影響評価準備書について、平成24年3月26日付けで経済産業省資源エネルギー庁に対し、環境影響評価項目の再検討並びに騒音・低周波音及び動植物に関する事後調査等を求める環境省意見を提出した。同事業は、(株)ワットが鹿児島県薩摩川内市において、最大27,600kW(2,300kW級風力発電設備を12基)の風力発電所を新設するもの。対象事業実施区域及びその周辺は、複数の住居、学校、病院等が存在し、サシバ、アカハラダカ、カラフトワシ等の猛禽類が渡り又は越冬期に飛来する地域である。今回の環境省意見では、主に以下の指摘がなされた。1)環境影響評価項目の再検討をすること(特に「風車の影」及び「生態系」)、2)騒音及び低周波音の事後調査を実施すること、3)動物及び植物の調査手法を明らかにするとともに、適切な現地調査を実施すること、4)猛禽類が確認されていること等から、事後調査を実施すること。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 大気環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 生態系 | 環境省 | 騒音 | 環境影響評価 | 動植物 | 低周波音 | 風車 | 環境省意見 | 猛禽類 |
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