三菱重工業(株)は、三菱商事(株)と共同で、メキシコ連邦電力庁(CFE)からロス・アスフレスIII発電所向け地熱発電プラントを受注したと発表した。地熱発電は、地中深くに存在するマグマ溜まりの熱水を蒸気のかたちで取り出し、タービンを回して発電するもの。太陽光発電や風力発電などのように天候に影響されることがなく、また、地上で化石燃料を燃やすこともなく熱エネルギーを確保・利用することができ、CO2排出量が極めて少ないクリーン発電として、期待を集めている。今回の地熱発電プラントは、世界第5位の地熱資源を保有するメキシコの首都メキシコシティから西方250kmに位置するミチョアカン州ロス・アスフレスに建設するもの。出力は5万kWで、完成は2014年12月の予定。同社では今後も、地球温暖化防止に貢献する地熱発電設備の受注活動を積極的に展開していくという。
情報源 |
三菱重工業(株) ニュースリリース
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機関 | 三菱重工業(株) 三菱商事(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 地球温暖化 | 三菱商事 | 三菱重工業 | 地熱発電 | タービン | メキシコ | 蒸気 | マグマ | 地熱資源 |
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