環境省は、「北九州港響灘東地区海面処分用地」の計画に係る環境配慮について、環境の保全の見地からの環境省意見を提出した。北九州港(福岡県)の港湾管理者である北九州市では、北九州港内及び関門航路から発生する浚渫土砂、北九州市内から発生する一般廃棄物及び産業廃棄物等を受け入れるため、北九州港内の響灘東地区に処分場が計画されている。改正環境影響評価法及びその附帯決議の趣旨に鑑みて、当該海面処分用地に係る事業の早期段階から、環境配慮に努めるよう環境省から意見が出されていたため、北九州市長より環境の保全の見地からの意見が求められたもの。今回の環境省の意見の主な内容は、1)計画段階配慮書に準じた手続、2)環境省意見への見解を明示、3)野生生物への影響調査・予測・評価、4)護岸の構造等の検討、5)瀬戸内海における埋立の抑制。今後、北九州市において、11月中に第2回の有識者検討会が開催され、環境影響評価法に基づく環境影響評価手続が実施される予定。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル 自然環境 環境総合 |
キーワード | 環境省 | 野生生物 | 北九州市 | 廃棄物 | 環境影響評価 | 瀬戸内海 | 浚渫土砂 | 処分 | 北九州港 | 環境省意見 |
関連ニュース |
|