環境省は、「名古屋港北浜ふ頭地先埋立計画」に関する環境配慮について、環境の保全の見地からの環境省意見を提出した。名古屋港の港湾管理者である名古屋港管理組合では、名古屋港が平成23年5月に国際バルク戦略港湾(穀物)に選定されたことを受け、新食料コンビナート用地として、同港内に海面埋立による約70haの工業用地を計画している。改正環境影響評価法及びその附帯決議の趣旨に鑑みて、当該埋立用地に係る事業の早期段階から、環境配慮に努めるよう環境省から意見が出されていたため、名古屋港管理組合管理者より環境の保全の見地からの意見が求められたもの。今回の環境省の意見の主な内容は、1)複数案の設定、2)評価項目の選定並びに調査、予測及び評価、3)総合的な評価、4)水域環境・野生生物への影響評価、5)浚渫土砂の低減及び有効活用並びに埋立抑制。今後、名古屋港管理組合において、2月下旬に第3回の有識者検討会が開催され、環境影響評価法に基づく環境影響評価手続が実施される予定。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル 自然環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 環境省 | 野生生物 | 環境影響評価 | 埋立 | 水域 | 名古屋港 | 浚渫土砂 | 環境省意見 | 名古屋港管理組合 |
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