宮城県は、平成24年度の被災地における環境大気中のダイオキシン類調査結果を公表した。同調査は、がれきの焼却処理が本格化したことに伴い、環境大気中のダイオキシン類の動向を把握する目的で、東日本大震災の被災地5地点等で実施したもの。今回の測定結果は、0.011~0.020pg-TEQ/m3で、全地点で環境基準(0.6pg-TEQ/m3)を満足していた。また、同時期の定期測定地点(5地点)の測定結果(0.011~0.023pg-TEQ/m3)と同様であった。同県では、引き続きダイオキシン類やアスベスト等の大気環境モニタリング調査を実施し、結果を公表していくという。