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 アメリカエネルギー省、住宅の断熱窓や寒冷地用ヒートポンプ等、省エネの技術開発6プロジェクトに900万ドルを支援

発表日:2012.12.21


  アメリカエネルギー省(DOE)は、住宅所有者や企業の省エネ・コスト節約を支援するため、最先端の建物外面技術(高性能の窓や屋根、冷暖房機器など)に900万ドルを提供すると発表した。このうち、高効率で費用効果の高い冷暖房空調設備(超低温でも性能を維持する変速圧縮機を搭載した寒冷地用ヒートポンプなど)の開発4プロジェクトに約650万ドル、建物外面材(設置容易な自動遮光の高断熱窓など)関連の2プロジェクトに約300万ドルを提供する。アメリカでは過去5年間、冷暖房効率を上げる建物の改修が進んでおり、エネルギー情報局は、一人当たりエネルギー使用量は2040年までさらに15%減少すると予測している。しかし、一般の住宅や商業ビルの建物外面(ドアや屋根、壁など)のエネルギーロスは約42%に上るとされ、さらなる改善が求められるという。DOEは、低価格の新しい省エネ製品を市場に投入することで、世界で需要が高まっている技術での米国の主導権を強化しつつ、家庭の省エネ・コスト節約を支援できるとしている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 環境総合
キーワード ヒートポンプ | 省エネルギー | アメリカエネルギー省 | DOE | 住宅 | 寒冷地 | 断熱 | 空調 | 家庭 | 窓
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