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 アメリカエネルギー省、住宅の熱電併給技術とバイオエネルギー作物の開発を助成

発表日:2015.06.18


  アメリカエネルギー省(DOE)のエネルギー先端研究計画局(ARPA-E)は、「小規模熱電システム用発電機(GENSETS)」と「再生可能農業による輸送エネルギー資源(TERRA)」の2つの新たなプログラムのもとで、18のプロジェクトに総額5500万ドルの助成を行うことを公表した。GENSETSプログラムは、住宅に電気とともに排熱も供給する熱電併給システム(CHP)の効率を向上させる発電技術の開発を目指すもので、高効率の超小型タービンCHPシステムの開発など、天然ガス発電機の設計や試験を行う12のプロジェクトに対し2500万ドルを提供する。TERRAプログラムは、バイオエネルギー作物のソルガムの新品種開発を促進するため、作物特性のリモートセンシングや分析方法の改善を行う6プロジェクトに3000万ドルを提供する。ARPA-Eのウイリアムズ局長は、「両プログラムを推進することによって、現在のエネルギー技術の限界を押し広げ、安全で持続可能なエネルギー未来の実現を目指す」としている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード アメリカエネルギー省 | DOE | 住宅 | 熱電併給 | バイオエネルギー | 作物 | CHP | ソルガム
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