ドイツ連邦環境省は、新たな気候保護イニシアティブとして、家庭やコミュニティにおけるエネルギー効率化及び再生可能エネルギーへの投資を促進する4つのプログラムに、2008年度4億ユーロを拠出することを明らかにした。今回の補助は、2020年までに温室効果ガス排出量の40%削減(1990年比)を目指し、学校や中小企業、家庭、公共施設等でのCO2排出量削減の可能性を広げることを目的としている。補助対象は、(1)市町村、学校等における気候保護方針の策定やエネルギー効率化事業、(2)小規模コージェネレーション設備の導入、(3)業務用冷却設備でのエネルギー効率化・気候保護技術の導入、(4)持続可能で気候変動に配慮したバイオマスの研究及びパイロット事業。財源には、排出量取引での排出枠の売上を充てる。ガブリエル環境大臣は、気候保護が家庭やコミュニティ、消費者にとってメリットがあることを、このプログラムを通して示したいと話している。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | コージェネレーション | エネルギー効率化 | ドイツ連邦環境省 | BMU | 家庭 | コミュニティ | 気候保護 | 冷却 |
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