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 国際再生可能エネルギー機関設立協定に51カ国が合意、2009年1月に調印へ

発表日:2008.10.25


  スペインのマドリッドで開催された会議において、「再生可能エネルギー国際機関(IRENA)」の設立協定文書に51カ国が合意した。IRENAは、再生可能エネルギーの拡大に取り組む工業国・途上国を支援する国際機関。今回の合意は、ドイツ、スペイン、デンマークの取り組みとこれを多くの国々が支持したことによる。世界中で多くの国が、エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合を増加させようと野心的な目標を設定しているが、その多くは、実施過程について相談や助言を求めている。IRENAでは、再生可能エネルギーのための政策的な枠組、能力開発、資金調達や技術移転に関する支援を加盟国に提供していく。2009年1月26日の正式な調印式の後、再生可能エネルギーに関する相談や情報交換を開始し、2009年半ばには各ポストや事務局長を決定し、漸次組織を整備する予定である。今後、持続可能で、気候に配慮したエネルギー供給に向け、重要な役割を担っていくと期待されている。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | ドイツ連邦環境省 | BMU | IRENA | 協定 | 国際再生可能エネルギー機関
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