スウェーデン環境省、生態系サービスの価値の評価方法を研究・提案する組織を設置

発表日:2013.02.01

スウェーデン環境省は、生態系が提供する価値の可視化を図るため、生態系サービスの価値の評価方法や、その価値を経済政治その他の社会的意思決定に組み込む方法を研究・提案する調査委員会を設置した。生態系サービスは、植物の受粉等、自然の生態系の機能に基づいて生み出される財やサービスで、人間社会は直接間接にこれに依存している。そのため、生態系サービスの価値を適正に定義し、経済システムに組み入れることによって、良好な生態系機能の保全と持続可能な利用が可能になるという。スウェーデン政府は2012年に、2018年までに生物多様性の重要性と生態系サービスの価値についての市民の意識啓発を進め、これらを政治・経済・社会の意思決定に適切に織り込む等の新たな環境目標を承認している。調査委員会の設置はそのための具体策の提言を目指すもので、エーク環境大臣は、「生態系サービスを政府の予算案に組み入れるための前例のないツールの提供」への期待を表明した。調査委員会は、2013年9月30日までに報告書を提出する予定という。

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