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 自然環境保全欧州センター、東欧や中央アジアの生態系マッピング・評価に関する新プロジェクトを開始

発表日:2014.10.17


  自然環境保全欧州センター(ECNC)は、東欧や中央アジアの生態系マッピング・評価に関するプロジェクトを開始した。生態系とそのサービスの評価は、生態系回復に向けた優先事項の特定や、生態系とそのサービスの経済価値を評価する上で極めて重要である。このプロジェクトは、2020年までの世界およびEUの生物多様性戦略を推進するものであり、国連環境計画が資金を提供する。その具体的な目的は、1)EECCA諸国(東欧、コーカサス地方、中央アジア)とSEE(南東欧)5カ国(モンテネグロ、アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア、セルビア)で進行中の生態系マッピング・評価の取組状況を知ること、2)これら地域の利害関係者間で知見や経験の共有を促進すること、3)中央アジア5カ国(カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン)の国家生物多様性戦略・行動計画(NBSAP)について、特に生物多様性と生態系サービスを政策に反映させて修正・実施するための能力育成に寄与すること、である。

情報源 自然環境保全欧州センター(ECNC) プレスリリース 自然環境保全欧州センター(ECNC) プロジェクトページ
国・地域 EU
機関 自然環境保全欧州センター(ECNC)
分野 自然環境
キーワード 生態系 | 生態系サービス | 自然環境保全欧州センター | ECNC | 評価 | 生物多様性戦略 | 中央アジア | 東欧 | マッピング
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