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 オランダ、気候変動等による洪水・高潮から国土を守る新たなプログラムに着手

発表日:2013.06.14


  オランダ社会基盤・環境省は、気候変動等による洪水・高潮災害から国土を守る新たなプログラムに着手したと発表した。国内全土で2019年までに32のプロジェクトを開始し、計180kmに及ぶ堤防を強化する。同国では2011年に、北海や主要河川、アイセル湖、マルケル湖等の重要な洪水防御施設について国のアセスメントを実施した。その結果、多くの施設が、気候変動等による高潮から国土を守るための安全基準を満たしていないことが判明したという。このため今回のプログラムでは、同省の執行機関である水運管理局と各地域の水管理当局が共同で、堤防や水門、堰、ポンプ場等の改修工事を2014年1月から開始する。その第一段階として、ユトレヒトで開かれた実行会議において第一次工程表が提出された。一方、2020年には水管理部門で約4万人の労働力が不足すると予想され、同省のシュルツ・ファン・ハーゲン大臣は、多方面にわたり多くの雇用機会を提供できるこの部門への就業を若者に促す必要があると指摘した。

情報源 オランダ社会基盤・環境省(I&M) プレスリリース
国・地域 オランダ
機関 オランダ社会基盤・環境省(I&M)
分野 地球環境 水・土壌環境
キーワード 気候変動 | 洪水 | アセスメント | 高潮 | 堤防 | オランダ社会基盤・環境省
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