海外ニュース


 カナダ、第2次「連邦持続可能な開発戦略」(2013~2016年)を公表

発表日:2013.11.04


  カナダのアグルカック環境大臣は、同国の第2次「連邦持続可能な開発戦略」(2013~2016年)を公表した。これは第1次戦略(2010~2012年)を更新・拡大したもので、2010年以降政府が定めた優先事項や決定を踏まえ、目標やターゲットの改善・明確化を図った。今回の戦略では新たなターゲットとして、1)情報やツールの開発・提供により、気候変動影響に対する個人や地域社会、産業の脆弱性低減を促進する、2)2020年までに農業景観における生物多様性や生息地としての能力を安定・向上させる、の2項目を追加した。また様々なレベルの政府及びその他組織の関与、連携についても示した。この戦略策定に当たっては、120日間にわたり募集した国民や利害関係者からの意見や情報が重要な役割を果たしたという。この戦略において同国政府は、環境的に持続可能な活動を推進する役割を担っており、公共事業・政府業務省では、他の連邦機関と密接に連携しつつ、建設・調達・事務における持続可能性を高めていくという。

情報源 カナダ環境省 プレスリリース
国・地域 カナダ
機関 カナダ環境省
分野 環境総合
キーワード 生物多様性 | 気候変動 | 持続可能 | カナダ環境省 | 農業 | 戦略 | 生息地 | 景観
関連ニュース

関連する環境技術