アメリカエネルギー省(DOE)とアメリカ環境保護庁(EPA)は、消費者が、様々なサイズやクラスの車種から、低燃費で温室効果ガス排出が少ない車を選択できるよう、「2014年版燃料経済性ガイド」を発表した。ガイドには、最新の先進技術車とガソリン、ディーゼル車の低燃費上位10車種のリスト、車両の燃費(マイル/ガロン)と年間走行距離・燃料価格(全国推計)に基づいた、各車種の年間燃料コストのほか、昨年に引き続き各車種の温室効果ガス排出の10段階評価も掲載されている。EPAのオンライン版サイトでは、地域のガソリン価格と運転傾向を入力して個人のコストも推定できるという。データは公式の試験に基づくもので、高速走行時と市街利用時等のスピード、車内エアコンの使用状況等、一般的なドライバーの様々な使用条件を考慮している。DOEは、信頼できる情報を分りやすく提供することは、消費者の賢明な低燃費・低排出車選択に役立ち、消費者の燃料費節約、有害ガス排出の軽減、将来のエネルギーの安定供給にもつながるとしている。