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 イギリス自然環境研究会議、膨大な環境データを活かして企業のリスク管理に役立てる33プロジェクトに投資

発表日:2014.02.11


  イギリス自然環境研究会議(NERC)は、過去数十年にさかのぼる豊富な環境データを企業の問題解決に活用する33プロジェクトに約100万ポンドを出資すると発表した。プロジェクトは、企業が大学や研究機関の科学者と連携して、NERCが持つ土地被覆、降水量、地質、生物多様性、海洋環境等に関する膨大な環境データと、企業が集める各種データとを統合し、多分野の企業のチャンスとリスクの管理強化と環境変化への適応力増強に役立てようとするものである。総額400万ポンドの資金は、NERCのほか技術戦略委員会(TSB)が拠出する。プロジェクトの一例として、スーパーマーケットの製品の品質やコストに影響する環境変化について知見を提供するシステムの開発(セインズベリー社がリーズ大学、グランサム研究所と実施)、気象条件が厳しい北アフリカで操業するエネルギー関連会社のための砂塵予報の改良(気象・海洋情報を提供するFugro GEOS社がリーズ大学と実施)等がある。各プロジェクトは2014年2月に開始し、3カ月~1年間実施される予定。

情報源 イギリス自然環境研究会議(NERC) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス自然環境研究会議(NERC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード イギリス自然環境研究会議 | NERC | 企業 | リスク管理 | 気象 | 予報 | 環境データ | 環境変化
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